ダウジングで自分の身近なことがわかるようになると、次は他人について知りたくなるかもしれません。
しかしダウジングで他人を占うことには危険が伴います。その危険とはどのようなものか、ここでお話しします。
他人を占う危険性
ダウジングで他人を占うデメリットや危険性は、以下の通りです。
- 正しさを確認できない
- 相手に弁解の余地を与えられない
- 根拠がダウジングの回答のみ
- 現実の情報を疎かにしがち
私たちが自分自身について尋ねた時、その答えが正しいかどうかは、自分で確認することができますね。
しかし他人を占った場合、その答えの正しさを確認できません。これは、本当に危ういことです。
他人を占う例
たとえば「彼は私を〇〇と思っていますか?」「母は〇〇ですか?」など、他者の気持ちや素性を尋ねたとしましょう。
その結果「彼はあなたが好きです」「母親はあなたを利用しています」と答えられたとします。
その答えをわざわざ確かめようとするでしょうか。確かめるのが面倒で、そのまま信じ込んでしまうかもしれませんよね。
この彼も、母も、弁解の余地なくそう信じ込まれてしまうのです。
彼がダウザーへの愛情を失いかけていても、「彼は私を好きに違いない(ダウジングでそう言われたから)」と思い込む。
母がダウザーを心から大切に思っていても、「本当は利用しているに違いない(ダウジングは正しいから)」と思い込む。
このように、現実の情報から自分で考えて答えを導き出すことをやめて、ダウジングの結果だけを盲信するようになるでしょう。
他人を占うことには、このような危険性が潜んでいるのです。
他人を占うなら
他人について占う危険性を知った上で、どうしても占いたいのなら、以下のルールを意識してください。
- ダウジングの結果を盲信しない
- ダウジングの結果が正しいか確かめる
- 感情的にならない
- ペンデュラムを操作しない
まず大前提として、「ダウジングの結果は外れることがある」ことをよく理解してください。そして盲信しないように心がけましょう。
他人を占ったら、その結果が正しいかどうか、できるだけ現実的な情報から確かめようとしてください。
その際、ダウジングの結果を補強するような情報ばかり集めないでくださいね(確証バイアス)。
また、他人を占うとき、質問によっては感情的になります。するとペンデュラムの動きを自分で操作しようとしてしまいがちです。
彼・彼女の気持ちを占ったとして、嫌われているなんて結果は本当は見たくもないはず。だから自分で回してしまうのです。
感情的にならなければ、自分で回しているかどうかの判断は簡単につきます。努めて冷静になってください。
さいごに
ダウジングは、初心者ほど「自分のこと」かつ「簡単なこと」だけ占うことをおすすめしています。
初心者がいきなり他人のことを占っても、きっと間違えるでしょう。
たとえ自分のことであっても、初心者が生まれた意味を探って、適切な答えに行き着く可能性は低いのです。
ダウジングの中級者からは他人のことを占っても的中率が上がりはじめるかもしれません。
それでも、ここに書かれた危険性のことはよくよく意識して、最後は自分で答えを決めるよう心がけてくださいね。