龍族には龍神と自然龍、そして宇宙龍がいます。
スピリチュアルなブログやサイトの記事では、それぞれひとまとめに説明していることがありますが、まったく別物だと考えたほうがよいでしょう。
ここで3種類の龍族について、現時点で私が知っていることをお話しします。
龍神について
龍神は、神様修行をしている龍です。自分よりも格の高い神様の眷属として生活しています。
成長意欲が強く、自分に誇りを持っている方が大半です。
すべての龍神が人間に興味を持っているわけではありません。格の高い人間には、一部の龍神が興味を持つかもしれません。
龍神を呼んだりお願いしたりするのが流行っていますが、失礼なので気軽にやらないようにしましょう。
龍神憑き
龍神は数が少なく、神様の眷属としての生活が忙しいため、個人の守護にあたることは滅多にありません。
まれに神様に命じられて、一時的に守護にあたることはあります。
三峯神社の「御眷属拝借」と同じシステムです。役目を終えたらさっさと神様のもとに帰ります。
なお、とても重要な使命がある人には、生まれつき守護神と龍神がついていることがあります。普通は守護霊のみです。
万全の体勢で守られるのは、ハードモードの人生を送るのが決まっているということです。
悠々自適な人生を送りたいなら、むしろ守護神も龍神もいらっしゃらないほうがよいのかもしれません。
自然龍について
自然龍は、神様修行をせず、自然のなかで自由気ままに生きている龍です。
また、龍の形の雲を残すのはたいてい自然龍です。単純に龍神より数が多いためです。
龍神よりも気性が荒く、野放しにしておくと危険であるため、神様が管理しています。
龍神よりも大きく存在感があります。
自然龍憑き
「龍神憑き」と言われている人のほとんどに、ヘビか自然龍がくっついています。
ヘビがくっつくのは、もともと嫉妬と欲が深い人。同類を引き寄せるということです。
やたらと雨を降らすなら自然龍だと思ってください。龍神はそんなに降らしません。
自然龍は、友好的な時は何かと手伝ってくれるかもしれませんが、敵対されると大変です。
怒らせると気が収まるまで時間がかかり、やむをえず神様のお世話になるケースもあります。普段から失礼のないように接してくださいね。
人間と一緒にいることに飽きたら、いつの間にかどこかへ行っています。
宇宙龍について
宇宙龍は、別の惑星からやってきた宇宙種族です。龍神によく似ているため、私でも「小柄な龍神」に見えます。
異質な存在であるため、私も詳しいことはわかっていません。そもそも存在に気がついている人は少ないでしょう。
1m未満の小さな龍神を見たことがあるなら、もしかしたら宇宙龍かもしれません。
宇宙龍憑き
別の惑星から地球に転生した人の数%に、生まれつき宇宙龍がくっついています。
宇宙龍はただ一緒にいるだけだと思ってください。人間を手伝うことはありませんし、ダウジングに積極的に応えようとしません。
しかし、一緒にいるだけでも低級霊が近寄りにくくなるようです。
雨を降らしたりはしませんし、雲を龍の形にすることもありません。目立ったことをしないので気づかれないのでしょうね。
龍神は離れるのか
人生の途中で来訪した龍族は、人間に用がなくなったら離れていきます。
しかし、生まれつきそばにいる龍神と宇宙龍は、基本的に何があっても離れません。
彼らには相当な覚悟と使命感があります。それに、赤ちゃんの頃から成長を見届けてきたことで、愛情も抱いています。
そのため、人間がどんなに落ちぶれてもそばにいて、助けようとするのです。
龍神に守られている人は、前述の通りハードモードの人生を送る予定です(宇宙龍は別)。
生まれつき龍神がいることは、それほど羨ましいものではないことを知っておきましょう。
さいごに
スピリチュアルな言葉は意味が混同されがちで、数多くの勘違いや間違いを生み出しています。
それで人間だけが困るならまだしも、龍神も困らせてしまっているのが現状です。
この先もし「龍神」という言葉に触れたら、それは本当に龍神なのか、ちょっと気にしてみてくださいね。